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2013.08.22

「ノーロープ・ノーピープル・佐渡島決戦」の旅行記

みなさんお待ちかねのMAPW旗揚げ戦のレポートをお届けいたします!

 

佐渡島から送られてきた謎の果たし状による挑戦を受けるべく、我らMAPWの一行は、本当に佐渡島まで行くこととなりました。

 

まずは新潟港からフェリーで佐渡島の両津港を目指します。

 

胸元に入り込むマスクド・タイガー選手

救命胴衣を着用する(?)マスクド・タイガー選手

 

午前3時出発のフェリーにしたら、船内の食堂がやっていなくて、楽しみにしていた佐渡バターラーメンが食べられなかったと、パンク・ザ・パンダ選手が激オコぷんぷん丸です。ちなみにこのフェリーは、おおさど丸です。

 

とりあえず佐渡牛乳のコーヒーを飲むパンク・ザ・パンダ選手。佐渡にいる間、10回以上飲んでいました。

佐渡乳業のコーヒーを飲むパンク・ザ・パンダ選手。佐渡にいる間、これを10回以上飲んでいました

 

さあ、佐渡島が近づいてきました。デッキに出て、佐渡島の広さに驚くマスクド・タイガー選手。

そういえば、あの果たし状には細かい場所や日時の指定がまったくなかったのですが、さてどうしたものでしょう。

そんなときは、「まよわずいけよ、いけばわかるさ」の精神ですかね。

 

夜明けの佐渡島

フェリーから見る夜明けの佐渡島

 

佐渡島についてからは、マスクド・タイガー選手とパンク・ザ・パンダ選手は、別行動で果たし状の送り主を探すことにしました。

とはいっても、初めての佐渡島に両選手とも本来の目的を忘れて、たっぷりと観光を楽しんでしまったようです。

佐渡島がいいところなので、これは仕方がないことでしょう。

 

何か所もお寺を巡ったマスクド・タイガー選手。佐渡は佐渡版のお遍路があるほど、お寺が多い島なのです

何か所もお寺を巡ってご満悦のマスクド・タイガー選手。佐渡は佐渡版のお遍路があるほど、お寺が多い島なのです

 

お目当てのイワガキ、そしてサザエをたっぷりといただきました

地元漁師と仲良くなって、お目当てのイワガキ、そしてサザエをたっぷりといただいたパンク・ザ・パンダ選手

 

佐渡特有のゴツゴツした海岸線で、奇石巡りも楽しみました

佐渡特有のゴツゴツした海岸線で、奇石巡りも楽しみました

 

「ゴツゴツした石に萌えー!」とマーキング

「ゴツゴツした石に萌えー!」とマーキング

 

赤泊では、弥吉丸という直売所で、ベニズワイガニを堪能

佐渡島の南にある赤泊港では、弥吉丸という直売所で激安のベニズワイガニを堪能

 

浜茹でのジューシーなカニに、「ジャイアントうまパンダ!」とご満悦

浜茹でのジューシーなカニに、「ジャイアントうまパンダ!」とご満悦

 

と、こんな感じでそれぞれ佐渡島を3日間にわたって満喫したのちに合流した両選手ですが、当然、あの果たし状に関する情報はなにも集まっていません。

 

なんだか誰ともわからない相手を探すのも面倒くさくなってきたので、フェリーターミナルにあるビアガーデンで一杯やって帰ろうかという話になったのですが、「佐渡で絶対にいきたい回転寿司があるんだよ!」というマスクド・パンダ選手の要望で、まるいしという人気の回転寿司へとやってきました。

 

佐渡の地魚が味わえる人気の回転寿司店です

佐渡の地魚が味わえる人気の回転寿司店です

 

もう佐渡島から帰ろうと思っていた我々一向でしたが、ここでまさかの展開がおきました。

 

「いらっしゃい! あれお客さん達、覆面をかぶっていますけれど、もしかしてプロレスラー?」

「いらっしゃい! あれお客さん達、覆面をかぶっているけど、もしかしてプロレスラー?」

 

「あ、わかります?実はこいつがこの島のレスラーから果たし状を受け取ったので、倒しにきたんですけれど、そいつがどこにいるのかわからなくて。あ、ノドグロちょうだい」

「テヘヘ、わかります?実はこいつがこの島のレスラーから果たし状を受け取ったので、倒しにきたんですけれど、そいつがどこにいるのかわからなくて。あ、ノドグロとブリちょうだい。あとサバもね」

 

「あ、そいつだったら知っていますよ。どんなレスラーかはちょっと言えないですけれど、居場所なら教えますよ」「え、知っているんだ!アジとタイも握って」

「ふふふ、そいつだったら知っていますよ。どんなレスラーかはちょっと言えないですけれど、居場所を教えましょう。今日はあれだから、明日いってみて」「え、知っているんだ!あ、あとアジとタイも握って」

 

なんと、たまたま入ったお寿司屋さんの店員が、果たし状の送り主を知っていたのです。

なぜ店員さんは名前も書いてない果たし状の送り主が分かったのか、そしてなぜ居場所を知っているのか、謎が謎を呼ぶ展開ですが、そんなことはどうでもいいと、たくさんの皿を積み上げるパンク・ザ・パンダ選手でした。

 

「佐渡の寿司、最高!マンモスうまパンダ!」

「佐渡の寿司は最高!マンモスうまパンダ!」

 

「うーん、食べ過ぎて動けない。戦うのはタイガーだからいいけど」

「うーん、食べ過ぎて動けない。戦うのはタイガーだからいいけど」

 

そんなこんなで親切な寿司屋の店員さんから教わった場所は、絶壁に囲まれた船でしかいけない小さな入り江の海岸でした。

 

翌日にパンク・ザ・パンダ選手が仲良くなった漁師さんの漁船で、さっそうと決戦の場へと向かいます。

 

ようやく旗揚げ戦ができそうですね

気分は宮本武蔵です

 

ゴツゴツした岩に囲まれた入り江から上陸をして、果たし状の送り主を探します。

人間の何倍も鼻がいいといわれているマスクド・タイガー選手には、あの果たし状に書かれた墨の、独特の生臭い匂いが感じられるそうです。

 

「匂う、匂うぞ!あの果たし状の匂いだ!」

「匂う、匂うぞ!あの果たし状の匂いだ!」

 

すると岩の隙間から、なにか赤い物体がヒョコッとあらわれました!

 

ヒョコっとな

ヒョコっとな

 

「あ、タコだ!」

「あ、タコだ!」

 

岩陰からヒョコっとあらわれたタコらしき赤い物体は、ピョーンと飛んで、岩の上に降り立ちました。

タコだと思われたその赤い物体は、なんとタコのマスクを被ったレスラーだったのです。

 

「よく来たな!オレ様は佐渡のご当地レスラー、オクトパス・デビルだ。お前をタコ殴りにしてやるぜ!」

「よく来たな!オレ様は佐渡のご当地レスラー、オクトパス・デビルだ。お前をタコ殴りにしてやるっちゃ!」

 

マスクというよりは被り物といったほうがいいようなタコを被ったそのレスラーの名前は、オクトパス・デビル。

なんとなくあのタイツに見覚えがあるような気がしますが、気のせいでしょうか。

 

さあ佐渡島に来てから4日目、ようやくマスクド・タイガー選手の卍固めと、オクトパス・デビルのオクトパスホールドを掛けたフェイバリットホールド封印マッチ、「ノーロープ・ノーピープル・佐渡島決戦」のゴングが鳴りました。

 

カーン。

 

「果たし状を出すなら、日時と場所をちゃんと指定しろコラ!」「その点は悪かったって!」

「果たし状を出すなら、日時と場所をちゃんと指定しろコラ!」「その点はオレが悪かったっちゃ!」

 

ガッチリと組み合ったロックアップからスタートした戦いは、空中殺法を得意とするマスクド・タイガー選手が、自称「レベルの違うドロップキック」で先手を取りました。

 

打点の低いドロップキック

「レベルが違うんだよー!」

 

リングではなく固い岩場で決まった強烈なドロップキックでしたが、これはあのフワフワした巨大マスクによって衝撃が吸収されてしまったようで、すぐにオクトパス・デビル選手が反撃に出ます。

 

グラウンドの展開に持ち込み、バックをとっての触手スリーパー。

自慢の吸盤の力で強烈にマスクド・タイガー選手の頸動脈を締め付けます。

 

「この吸盤から逃げられると思うなよ!」

「この吸盤から逃げられると思うなよ!」

 

ここで苦しくなったマスクド・タイガー選手は、真っ白になった頭でとっさに叫びました。

 

「お前、回転寿司の店員だろ!」

 

なんとマスクマンに対する禁断の一言!

それ、わかっていてもいっちゃダメ。

 

これに怒ったオクトパスデビル選手、とうとう得意のオクトパスホールドを出してきました!

 

「これが佐渡の荒波で鍛えた、地蛸のオクトパスホールドだ!」

「これが佐渡の荒波で鍛えた、地蛸のオクトパスホールドだっちゃ!」

 

グイグイと締め付けられたマスクド・タイガー選手。ロープエスケープのできない試合とあって、これは苦しい展開です。

 

しかし、技の使い手はその技の逃げ方を知っているもの。するりと抜けだすと、今度はマスクド・タイガー選手が卍固めを決めにいきます。

 

「寿司屋の店員って言うなー!」

「お寺好きの卍固めをなめんじゃねー!」

 

しかし、当然オクトパス・デビル選手も、この技には熟知しています。

完全に決まりきる前に技をはずすと、さらにオクトパスホールドを仕掛ける。

それを卍固めで切り返すマスクド・タイガー選手。

それをオクトパスホールドで切り返すオクトパス・デビル選手。

それを卍固めで切り返すマスクド・タイガー選手。

それをオクトパスホールドで切り返すオクトパス・デビル選手。

以下15回繰り返し。

 

なんという壮絶な試合でしょう。

そのうちに選手同士がこんがらがってしまいました。

 

「あれ、この腕はどうなっているの?」「そっちこそこの足を抜けない?」

「あれ、この腕はどうなっているの?」「そっちこそこの足を抜けない?」

 

そしてそのまま、両者戦闘不能状態に突入。まさかのダブルノックダウン!

立会人を務めていたパンク・ザ・パンダ選手にほどいてもらい、我らがMAPWの記念すべき旗揚げ戦は終了をしたのです。

 

「あんたたち、なにやってんのよ」

「あんたたち、なにやってんのよ」

 

 

お互いのプライドとフェイバリットホールドを掛けた熱い熱戦(頭痛が痛いみたいな書き方ですね)の結果はドロー。

この試合が旗揚げ戦にふさわしい伝説に残る熱戦だったのか、あるいはグダグダの泥仕合だったのか、ちょっと判断に苦しむところですが、とりあえず両レスラーは、この試合を通して分かり合えたようです。

 

プロレスって、いいですよね。

 

「お前、なかなかやるじゃねえか」「お前こそ、やるっちゃね」

 

このように佐渡島での記念すべきMAPWの旗揚げ戦を終え、我々はブリカツ丼を食べてからその日のフェリーで帰路につきました。

 

さて、第2戦はいつになることやら。

 

「佐渡島、楽しかったね!」「やっぱり佐渡のイワガキは最高だったよ!」

「佐渡島、楽しかったね!」「やっぱり佐渡のイワガキは最高だったよ!」

 

「…」

「…」