2013.11.11
おとうさんは悪役パンダのプロレスラー その2
アルバイトを終えて帰ってきたパンク・ザ・パンダ。
いつもは出迎えてくれる、最愛の娘であるクマ子の姿がなかった。
おとうさんの帰りを待ちながら、いつの間にか自分の部屋(ニトリで2980円)で寝てしまっていたクマ子。
おとうさんに起こされて、ちょっと恥ずかしい年頃。
「おとうさん、今日のお仕事はプロレス?」
「いや、今日は道路工事の…、う、うん。プロレスだよ。もちろん。おとうさんはプロレスラーだからな。」
「ねえ、明日は早く帰ってこれる?」
「ごめんな。実は明日から一週間営業…いや試合が入っていて、ちょっと遅くなりそうなんだ。」
「そうなんだー。でもクマ子大丈夫だよ。全国のファンがおとうさんを待っているんでしょ?」
「クマ子、ごめんな。グーグー」
「あー、寝ちゃった。お酒強くないのにな。…おとうさん、どんな仕事でも、クマ子はおとうさんの味方だからね。」
「…」
ということで、家族の協力のもと、立ち飲みイベントに臨むパンク・ザ・パンダでした。